感情
大きな樹に
身を委ねると
ふかふかの苔のベットが
ひんやりと、柔らかく受け止める。
「ヒトはたいへんだのう
かんじょうがあるからのぅ」
ただただ
あたたかい苔のふとんと
樹の大きな懐に身を委ねる
何が満たされれば 幸せなんだろうと
考えていたことがあった。
でも
考えるのは時間のムダ
幸せな一瞬が続くことが
ほんとうのしあわせ
そんなことを誰かいっていた
この瞬間
幸せを感じる方を選ぶ
満たされる瞬間があれば
または
どれだけきつくても
本気で向き合った自信があれば
どんなときも
その選択を後悔しない。
木はただ、流れるままをみつめるだけ。